こんばんは
HREdayamです。
なんだかんだで30回書きました。
古着の知識を殆ど書いてないブログ。
いつ書くんだとも言われますが、
それはいつの日か。
本日は、
ファッションの許容性について考えてみました。
特にダメージアイテム。
販売されている状態から破れていたり、日焼け加工があったり。
それがスタイリングアイテムとして取り入れられる時代。
ボロボロの洋服を着ていても、
それがファッションとして受け入れられる。
どんなジャンルも最初は、簡単には受け入れられなかったものが幾つもあります。
とても良い時代。
少し前なら、
「そんな穴が空いたの着て!新しいの買いなさい」とか、
「お金がないの」とか「そんなに大事な服なんだね」とか、
「お腹空いてそう」とか。
ただ、それを着たいだけなのに。
でも、それらのダメージが洋服の一つの魅力になっているのを、受け入れられている。
古着ではないけれど、
最初から加工、パッチワークというものがデザインの一つとして、
そこから穴が空いている状態から販売されている。
シャツやニットも。
ファストファッションでもそれが既にある。
「あのボロさがカッコ良い!」って思う方が増えている。
古着(中古)という観点ですと、
新しいダメージのない洋服で汚れたり穴が空いてしまったものは、一般的な洋服としての評価は低くなってしまいますが、古着(ヴィンテージ)ですと、それがアジになったり、加工や、リペアの状態が評価されていたり。
例えば、ヴィンテージの中で断トツの人気&ハイプライスアイテムのデニムですと色落ちの具合で価格の評価が変わったり(これは昔からですね。)
なんか特殊なカテゴリーですね。古着って。楽しい!
日本の襤褸(ボロ)が外国で"BORO"として、一つのカテゴリーとして評価されていたり、昔の方が手縫いなどで直し続けた布の価値がどんどん上がっていったり。
でも、
ヴィンテージが好きな方からすると、
リペアはまだしも、ペイントはどうなんだというご意見もあるかも知れません。
「余計なことするんじゃねえ!」って。
でも、古着を着始めてみようかなって方の間口を少しでも(1mmでも)広げれられるよう、そういう気に入って頂ける方に気に入って頂ければ幸いなのです。
でも、きちんと、昔の方々の想いやテクニックを継承したものを作ってゆきたい。 尊敬と敬意を込めて。
古着のアレンジも、そのうちスタンダード(定番)になる日が来ると思います。
前にも書いたかも知れませんが、男性がスカートを穿くとかそんなことも。
気を衒って着てるんじゃなくて、それがスタンダードなスタイリングになる、そんな日が来る事を夢見て。
寝ましょう。明日は雨です。
HREdayam