✍︎32 販売員へ敬愛を込めて

こんばんは

HREdayamです。

オオハラです。

 

 

ところで、

僕は割と長い間、アパレル販売員をしてきました。

 

 

「アパレル販売」という職種って色んな職業の中でも特殊だと思っていて、

「接客」ですと、飲食店も美容室や理容室も、コンビニも。

お客様と関わるというもの全てを接客という括りにしているので、

もちろん、どれも接客。接客業。

 

 

 

 

 

でも、そんな中でアパレル販売員の唯一無二と言っても良い魅力は、

”購入の有無”の必要がなく、お客様とお話が出来るという職業。

 お話や人間が好きな方々に取っては天職だと思います。

 

 

更に、

世間的には、細分化があまりされておらず、

ハイブランドと安価なブランド、セレクトショップなどでの

区別があまりなくて、「販売員」という括り。

 

 

一着¥100,000の洋服も

一着¥1,000の洋服を売る販売員も

同じ「販売員」。 

 

 

どちらが良いとか悪いとかではなくて、

それぞれの売り方や業務内容も大きく異なります。

僕の個人的見解としては、どちらの経験をしてても

反対側の仕事をするのはとても難しいと思っています。

 

 

お客様の層も商品も全く異なる。

そして、それぞれのお客様に対応してゆくという技術。

そのどちらも(それ以外の方々も)素晴らしい。

 

 

 

でも共通しているのは、

 

 

"洋服を作った方々の想い"を、

      ☟

それを欲しいと思って下さる方(お客様)に、

      ☟

ほんの少しだけ自分(販売員)の想いを添えて購入して頂く。

      ☟

という、洋服の最後の使命を背負ってお店に立っているわけです。

 

 

巨大な矢印の先端にいるつもりでいました。

高所恐怖症ですが先端恐怖症ではなかったので助かりました。

 

 

 

ところで、

アパレル販売って、接客が全ての業務ではなくて、

(もちろん他のお仕事の皆様もそうですが)

 

掃除から始まって、商品の検品、仕分け、アイロン掛け、ディスプレー、

BGM選曲、などなど。また、店頭に立つ洋服のスタイリング。

 

ご来店して頂く入念な準備を経て(俗にいう「名もなき家事」と同じような色んな業務を経て)、

 

お客様に洋服の魅力を伝える一言を添える事に全力を注ぐために。

 

 

 

そんな販売員という仕事が大好きで、誇りを持っていましたし、されている方々をとても尊敬しております。

 

 

 

そして、今は自分がアレンジしたものを、

「作った側の観点」と

「おすすめする客観的視点」

から、皆様に見て頂く事が出来るという。

本当に特殊な環境にいられることに心から感謝しています。

 

 

 

 

来月も皆様にどこかでお会いできますように。

素晴らしい出会いがありますように。

 

 

HREdayam

 

ブログに戻る

コメントを残す