こんばんは
HREdayamです。
販売員である期間が、人生の半分以上を占めました。
残りの半分は、草むらとかで遊んでました。
そんな僕の販売員的物心がついたころから、
商品の魅力の伝え方に関して意識していることがあるのですが、
例えば、ここにAとBという商品があったとして、
A(の魅力)を伝える際に、”Bを否定せずに”
きちんとAの良さを伝えるということ。
あれ?
文字にすると分かりにくいですね。
言い方がとても難しいのですが、
例えば、
「こちら(A)はあちら(B)に比べて生地が薄く、とても重宝しますので、断然Aがおススメです。」
と商品を紹介した場合に、
BをAより下げる形となり
(Bを否定することになり)、
個人的に僕はそれがとても苦手で、
(「Bだって良いやつなんだよ!」って思ってしまいます)
実際に、この比較、
特に否定の部分は、
Aの魅力そのものには関係ないのです。
接客において(或いは日常会話においてでも)、
比較・否定する対象をなくした場合、
どのようにその商品の価値や魅力をお客様に提示出来るか。
つまり、
A単体での魅力をどれだけきちんと伝えられるか。
ここがとても重要であると思います。
例えば、
(完売していたりして)比較対象であるBがなければ
どうするのか。
このやり方ですと、
その場合に別のCというアイテムを持ってこざるを得なくなります。
ということは、更に比較するものが、D.E.F...と続いていくことになります。
Zまで!
そして、それらが全てなくなったら、
他店舗の商品などとの比較になり、
挙句の果てには、
Aを野菜や文房具などと比べなければならなくなります。
どういうことかと言いますと、
「このAというシャツは常温保存出来るので冷蔵庫にいれなくても良いですし、消しゴムで消える心配もありません。」
こうなります。
こんな会話になったら大変です!
支離滅裂の入り口です。
つまり、
(支離滅裂の入り口には入らずに)
個人的な伝達方法の理想は、
Aの良いところだけををきちんと把握し、
提案すること。
だと思っています。
その商品にしかない魅力を、きちんと相手に伝えられるようにしなければなりませんし、
それには勿論ですが、
Aの魅力をどれだけ把握しているか(感じているか)
そして、
どれだけうまく伝えられるか(言語化・文章化出来るか)
これを真剣に考える必要があります。
とても真剣に。
しかし、それを考えているときに、
単独でその商品の魅力や良さだけを伝えることが、
決して簡単でない場合もあります。
思いつくのに、言葉にするのに時間を要するものもあるかも知れません。
その時に、
比較、否定を用いると、
表現しやすくなったりします。
が、
そうするのではなく、
きちんとそのアイテムと向き合って、
自分の働いているお店で取り扱っている商品や製品、或いは制作した作品など、
そこにあるものの魅力を正確に知ること。理解すること。
それが、
そのモノを愛するのにとても重要なことだと思います。
そして、
その魅力を誰かに伝えることが出来ると思っています。
ですので、
もっとHREdayamを愛して下さっても構わないんです。
80億人一人残らず!
そして、僕も80億人を愛します。
HREdayam