こんばんは
HREdayamです。
オオハラです。
ところで、
僕は割と長い間、アパレル販売員をしてきました。
「アパレル販売」という職種って色んな職業の中でも特殊だと思っていて、
「接客」ですと、飲食店も美容室や理容室も、コンビニも。
お客様と関わるというもの全てを接客という括りにしているので、
もちろん、どれも接客。接客業。
でも、そんな中でアパレル販売員の唯一無二と言っても良い魅力は、
”購入の有無”の必要がなく、お客様とお話が出来るという職業。
お話や人間が好きな方々に取っては天職だと思います。
更に、
世間的には、細分化があまりされておらず、
ハイブランドと安価なブランド、セレクトショップなどでの
区別があまりなくて、「販売員」という括り。
一着¥100,000の洋服も
一着¥1,000の洋服を売る販売員も
同じ「販売員」。
どちらが良いとか悪いとかではなくて、
それぞれの売り方や業務内容も大きく異なります。
僕の個人的見解としては、どちらの経験をしてても
反対側の仕事をするのはとても難しいと思っています。
お客様の層も商品も全く異なる。
そして、それぞれのお客様に対応してゆくという技術。
そのどちらも(それ以外の方々も)素晴らしい。
でも共通しているのは、
"洋服を作った方々の想い"を、
☟
それを欲しいと思って下さる方(お客様)に、
☟
ほんの少しだけ自分(販売員)の想いを添えて購入して頂く。
☟
という、洋服の最後の使命を背負ってお店に立っているわけです。
巨大な矢印の先端にいるつもりでいました。
高所恐怖症ですが先端恐怖症ではなかったので助かりました。
ところで、
アパレル販売って、接客が全ての業務ではなくて、
(もちろん他のお仕事の皆様もそうですが)
掃除から始まって、商品の検品、仕分け、アイロン掛け、ディスプレー、
BGM選曲、などなど。また、店頭に立つ洋服のスタイリング。
ご来店して頂く入念な準備を経て(俗にいう「名もなき家事」と同じような色んな業務を経て)、
お客様に洋服の魅力を伝える一言を添える事に全力を注ぐために。
そんな販売員という仕事が大好きで、誇りを持っていましたし、されている方々をとても尊敬しております。
そして、今は自分がアレンジしたものを、
「作った側の観点」と
「おすすめする客観的視点」
から、皆様に見て頂く事が出来るという。
本当に特殊な環境にいられることに心から感謝しています。
来月も皆様にどこかでお会いできますように。
素晴らしい出会いがありますように。
HREdayam