✍︎13 詩について

こんばんは

今夜もオオハラです。

 

先週の続き、

詩について書いてみます。

僕は詩から学んで、ファッションや好きなものを追求しようとした部分もあります。

 

昔を振り返りながら、簡潔に書いていきます。

お付き合い下さい。

 

 

 

小学生の頃に教科書で宮沢賢治の「やまなし」を読んで、不思議な気持ちになりました。当時。

やまなしは詩ではなく童話の扱いだと思います。

 

突如、

クラムボンがかぷかぷ笑っていて、

 

意味も分からないのに、何か情景が浮かぶような。不思議な気持ちになりました。クラムボンは諸説ありましたが。

 

 

そこから、銀河鉄道の夜とか読んで、その叙情的な空間に没頭していました。これも詩ではないですけど。

 

谷川俊太郎とかも教科書に載っていましたね。あの直球。「ふくらはぎ」とかすごいな、やばいなと思ってました。

 

 

そこから、思春期に入って山田かまちとか読むことになります。あの青く美しい、思春期の気持ち。当時だからこそ燃える心情。

 

僕が学生の頃はインターネットなど普及していなくて、図書館と本屋に通いつめるしかなくて、手探りで色々と読み漁っていました。

そして、絶望の詩人と呼ばれていた萩原朔太郎を読むことになるわけです。

 

当時「月に吠える」を読んで脳天ブチ抜かれた訳です。

萩原朔太郎は「青猫」とか「猫町」という絵本とか、どれも衝撃的でした。今読んでも、湧き上がるものがあります。

 

詩だけでなくて、歌、歌詞も読むようになり、

それからカートもディランも痺れさせてきますが。

やはり、心の底から何かを叫ぼうとしてる人たちに、震えるものです。

 

 

詩って、

言葉の美しさ、生と死と、愛。

暗喩、直喩。叙情。テンポ、韻、オノマトペ。

 

そのバランス。

その空間、風景と核心を簡潔に表現している。

 

時代背景もありますが、宗教、戦争、貧困、それぞれに通じる言葉、文字。それぞれから学ぶことがあります。とても多く。

 

 

その気持ちを表現するための言葉。

個人的な出来事ではなく、もっと壮大な、大きな意思や感情を含んだ言葉。

 

 

詩って、独特の表現方法で、他のカルチャーとあまり結びつかない。

例えば小説なら映画化とかもありますが、 詩は、映像作品の中に文字としてあったり、朗読もありますが、""そのものの領域を出ていない。

 

それ自体が変化しない美しさ。普遍的な。

 

 

その中に、

心を揺さぶる想いを言葉にしたもの。

インプットしたものを、アウトプットする手段。

 

 

それをファッション、スタイリングという方法で表現表現するのも一つのアウトプット。

 

であるって考えます。

 

 

そして、その頃読んだ本で、

 

「自分で経験するまでは、何事もホンモノではない。皆んなが知っていることわざであっても同じ事だ。

知性を高めていく唯一の方法は、あらゆる事に関して、断定した考えを持たないこと。つまり、あらゆる思想に対して聞く耳を持つということである。/John Keats

 

経験するまでは、それを否定しない。

 

ふむ、なるほど。たしかに。それだ!

 

ファッションなら、色んな洋服を、アクセサリーを、ヘアスタイルを身につけよう。偏見を持たずに着てみよう。

 

そこから、好き嫌い、得意苦手を判断すればいい。一旦、自分に取り込もう。

 

 

そして、 

「精神によって創られたものは、物質よりも更に生きている。/Charles-Pierre Baudelaire

 

 

服を着るということ、それ以上に、心でファッションをするということ。

 

 

 

ファッションアイコン、例えば映画や小説の登場人物が着ていた洋服や、ミュージシャンが着ていた洋服を真似して、着てもいい、きっかけはどうあれ、そこから、

 

 心に響くもの、感情を揺さぶるもの、そこから作られる精神。

 

 

ただ、洋服を着るんじゃなくて、トキメク、心が躍る洋服を着よう!着方をしよう!

 

そして、そこから先へ進もう。誰の為でもなく、自分の為に。

 

 

 

詩人の名前とか出すから冗談も言えませんでしたが。

まぁ、こんな回も。 

 

おやすみなさい。良い夢を見ましょう。

 

 

HREdayam.

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