✍︎10 古着について vol.2-古着というジャンル-

こんばんは。

オオハラです。

 

ここのところのイベント出店で、"古着"を着たことがなくて、興味はあるけど、何を着たらいいのか分からないって、言われることがありました。

 

普段古着に接点がない方々にも、たまたま見かけて頂けるので、そういうお話を聞けるのは面白いです。そういう方とお話出来るのも、野外イベントの一つの魅力であると知りました。顔面日焼けの代償に。

 

 

 

当たり前ですが、古着って、自分が所有する以前に所有した人がいたら、もうそれは古着ですもんね。

 

"古着"というジャンルはあれど、"カテゴリー"ではない。

 

好きな洋服のジャンルを聞かれて、ストリートだとかモードだとか、色々ありますが、古着と言われれば、スウェットもジャケットも、ジャージもスラックスも、同じようにカテゴライズされてしまう。

 

でも古着好きの中でもヴィンテージ好きだと話は変わってくるのですが、 

何年代以前はヴィンテージじゃないとか、レギュラーは古着じゃないとか、世の中に出回ってる数が減ってきたら、どうなのか、とか。古ければ古い方が良いとか。

 

そういう拘りって、とても大事です!例えば、お蕎麦を食べる時は七味に限るという拘り。お蕎麦は食べられないですけど。

 

 "古着好き"と"ヴィンテージ好き"は微妙に異なるのかな。

 

"ヴィンテージ好き"な方はファッションジャンルの一つとして好きな方が多いように思います。

○○年代の服しか着ない!」って言う方も、特定のブランドを愛してる方と近い感じだと思いますし、古着しか愛さない方と古着は愛せない方と近いのかなとか。

 

 

それだとすると、"古着好き"は一体何なんだ。

多分、洋服が好きなんじゃないのかなって思います。洋服というカルチャーの全てが。

 

ジャンルではなく、音楽が好きとか、本が好きとか食事が好きってのと同じ。間口の広い人たち。

節操なく貪る人たちが大好きです。

 

つまり、あくまでも個人的な解釈なので、例外とかは重々承知の上ですが、

 

洋服を選ぶ一つの選択肢として多いもの。

 

あれ?文章が難しいな。

洋服は色々好きだけど、その中で選ぶものとして、古着の割合が多くなる、感じ。

太字にしたのに、意味わかりにくいな。しまったな。

 

 

 

 

その何が楽しいかというと、その一つに

通常のスタイリングのセオリーが全く通じない場合がある

ってことです。

 

このアイテムならこう合わせようってと思いきや、古着ゆえに、穴ぼこだらけで、うまく行かない。色も褪せている。でもそれを、なんとかカッコよく着たい!でもなんか、逆にいい具合だぞ。

とか、

袖しか残ってなけど、これを如何にカッコよく着てみるか、とか。服でなかったものを、どんな風にして着てみるかっていう。

 

それが、「スタイリングが難しい!」 ってなるんじゃなくて、「そうなの!?着てみたい!」ってなる楽しさを面白がりたい。みたいな気持ち。

 

 

 

 

 

 

「古着=安い」という概念はもう少なくなってきていると思いますが(そうでもないでしょうか)、

 

その当時の生地を用いて、当時の技術で作り上げられた一枚の洋服の金額で言うと、その背景を踏まえると、高いクオリティだったりとか、ここまでコストをかけられない、とか今の発達した技術では、逆にこの風合いは出せないだとか。

 

例えば、音楽や詩や文章などは(そのテイストやアレンジに年代の特徴はあれど)、そのもの自体が、退廃してゆくことはなく、絵画や芸術作品、陶芸品なども、多くの場合ですが劣化を妨げることが出来ます。 

 

洋服は、そのデザイン自体や、技術は継承してゆく事が出来ますが、"洋服そのもの"は、着る事が目的なので(あるレベルを越えて、展示されているものもありますが)、劣化は妨げられないものです。

 

それでも、

ボロくても良い。穴が開いてても良い。

 

その魅力もあるのが、"古着"。

 

 

どの年代のものでも、珍しものじゃなくても、どんなものでも良いので、一度古着を着てみて下さい。そこには、現代の洋服とは少し違った魅力があります。

 

 

イベントで会ったあの子たちも読んでくれてるかな。

ほんの少しでも魅力が伝わってますように。

 

 

来週は自分のルーツでも書いてみようかな。

やっぱりやめようかな。

やっぱりやめて、なぞなぞでも書こうかな。

 

それでは、

おやすみなさい。良い夢を。

 

 (過去の古着のお話 ☞ vol.1

HREdayam,LOVE

 

 

 

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2件のコメント

傘を貸したら ズブ濡れじゃ無いかさん

コメントありがとうございます。

エゴがあるから、イドがより楽しめる。
そんな風にきちんと自分と向き合って生きていることが、
一番大切。

イド(エス)が求めていることを、
きちんと自覚し、そのためにどうやって生きてゆくのか。

とても考えなければいけないことです。

しかし、傘を貸して、ズブ濡れになられているなら、
とても素晴らしいスーパーエゴをお持ちなのですね。
そういう方が、世の中に増えますように。

HREdayam/オオハラ

拘りとは エゴ
ジャンルわけも エゴ
カテゴリーわけも  エゴ

でも カテゴリーを作る事により
便利になる事もある

ジャンルを決める事により
わかりやすくなる事もある

でも大切なのは
インスピレーションと言う
ワクワク
と 思うよね

好きがエゴが
自分を作る全てだと

思うよね

ジャンル 
カテゴリー
ヴィンテージ
アレルギー

以外とそばに
なんて事無い

なんて事無い
楽しめる事が
一番大切だよね

傘を貸したら ズブ濡れじゃ無いか

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