こんばんは
HREdayamです。
オオハラです。
以前、#32で販売員について書かせて頂きました。
再び書きます。
販売員は、
「そのお客様に対して商品をきちんと良き方法で提案する」
という、殆ど世の中には知られていないスキルが必要だと思ってます。しかしながら余りにも曖昧で分かりにくい複雑な能力。
その能力が数値化されないからまた分かりにくいんですよね。作業効率というものが全く当てはまらない。
(爪が長ければ長いほど、適切な販売員とかなら判断しやすいのですが。)
例えば、
〇月〇日までに△△時間で××個を作る。
とか
そういうものが全くなくて、 (あくまでも"接客"の部分のみです)
お客様の来店や購入のタイミングは人それぞれ異なるので、半年に一度来店される方、毎週の方、少し迷われる方、即決される方...etc
来るタイミングも買うタイミングも人それぞれ。
そして、他のサービス業と違って、お客様は商品を「今は買わない」という選択肢があるのです。 (ファッションアイテムでは当然ですが)
でも、買うタイミングは人それぞれでなくてはなりません。
つまり接客した分、比例して販売される訳ではなく、
効率とは無縁の、効率に絶縁された世界。がそこにあります(そこに美学を感じます)
そして、
スキルが分かりにくい故に、
その結果、
商品自体が良ければそこに誰が居ても売れる、
もっと言うと、
"販売員は誰にでも出来る"
と思われてしまう。
ですが僕は、
少なくとも店頭で、
"同じ商品の提案において、誰が立っていても同じではない"
と思います。
その知識とか提案方法って、100人で100通りある。(2000人で2000通りある)
よく言われることですが、
「この人の接客を受けたい」「この人から商品を買いたい」「この人になりたい」
そんな販売員が極上だと思ってまして、
こんな僕でも接客して貰って今も印象に残っているフレーズ があったりします。
しかし、
ここでとても重要なのは、
商品代金に接客の部分が含まれていない
のです。
なんかビジネス書みたいな言い回しになってきた。そんなつもりないのに。やばい。どうしよう。話変えます?
今から、昨夜見たとても変な夢の話でもします?
…
やめときますけどね。(とても面白いんですけどね)
話を戻します。
つまりどういうことかと言いますと、
商品をネットで購入しても、店舗で販売しても同じ金額で購入出来る。
となると、接客とはなんなんだ。
商品の価値には存在しない部分。
でも、"存在しない=必要ではない"ではない。と思います。(ややこしい)
接客とは、サービス業のサービスの部分。
(飲食や美容院などのサービスの評価は、味やカット技術そのものの割合が大きいように思いますが、アパレル販売員のサービスとなると、商品を除いた"接客"というサービスそのものがメインになります)
商品そのものの魅力だけではなくて、そのサービスの部分が販売員の魅力となる。
販売員さんに言われた言葉で記憶に残っているものを、
服を着る度に思い出して、またそのお店に行きたくなる。
香りとかに近いニュアンス。
特にファッション系販売員は、
異常なくらいファッションが好きでなければ出来ない仕事ですし、伝達能力も必要になってくる。
付け焼き刃じゃ到底出来ない。
(のに、その能力自体は余り理解されない。)
でも、そこが圧倒的にカッコいい。
何かを買いに行くときに、
少しでも楽しさや喜びを商品と共にお届けして貰える接客を受けたいですし、
この先一人でも多くそういう販売員さんとお会いしたいです。
そうなってゆく業種であって欲しいと願います。
そして何より、
見えないスキルを所持して奮闘している販売員の皆様に心から愛と敬意を捧げます。
…
ほんとに捧げてますよ。
そんな素敵な販売員さんなら僕の変な夢の話を聞いてくれるかな。
なんて思いつつ。
HREdayam,LOVE
4件のコメント
ぷーちゃんさん
コメントありがとうございます。
お客様も十人十色(二千人二千色)なので、
永久に正解はないのかも知れません。
が、それについて言及したいという想いが、
接客の楽しい部分だという気もします。
というお話を、深掘りながら足元フラつかせなながらしましょう!
オオハラさん、このネタでまた
是非行きましょう!自分も30年接客やってますが未だに良く分からないんです🥲
平子さん
コメントありがとうございます。
ニュアンスが異ならないようにことば選びを慎重にしたのですが、共感頂けたのでしたら、選択が正しかったという結論に達しました。
ほんまに嬉しいです。
ありがとうございます。
ほんまにそれー!
ほんまにほんまに、それーーーーー!!!!!